幸せの本質とは、「何事も無い、あたりまえの日々が淡々と過ぎてゆくことが、どれほど幸せか」ということに気付くこと |
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ポンピングしても、タンク内圧が上がらないのです。 どこからが、圧力が漏れていると思われます。 まず、原因の可能性研究と、その検証方法を模索。 ストーブ本体全てを水没させて、圧力漏れ箇所を探す方法も考えられますが、隙間あるいは、パッキン等に水が入り込み錆付くリスクは避けたいし、鉛パッキン等が痛む二次災害も考えられます。 そもそも、アウトドア用のストーブは、単純な構造ですから、漏洩箇所は限定されているはず。 だから、その箇所を重点的に攻めれば良いはずです。 考えられる漏洩箇所は、バーナーセットとタンクの接合部、バーナーと予熱皿の上下部分、注油口キャップとタンク部分及びキャップの上にある調節弁、可能性は少ないが、ポンプの逆流(チェックバルブの不良)。 この中で、可能性が高そうな部分から、洗剤をつけて、泡立たないか(漏れがないか)確認することにしました。 バーナーセットの各パッキン部分に、薄めた中性洗剤液を塗りつけ、ポンピング。 原因は、意外に早く分かりました。 おや、この音は?・・・>^_^< 洗剤液をつけた「予熱皿」の上下部分からも、泡が大量に出てます。 最初にストーブのセット内容を確認した時に、予熱皿の上下部分は締め付け具合を確認したつもりでした。 しかし、締め付けトルク不足だったようです。 「バーナーセットは、燃焼試験済みです」という、注意書きも災いしました。 バーナーは、燃焼部と予熱皿とタンク接続の3部品(+パッキン)で構成されています。 燃焼試験をした、ということは、この3部品の組み付けに問題はないはず、と勝手に思い込んでおりました。 風防とバーナーリングは、(燃焼試験をしたため?)新品とは違う色でした。 後で考えれば、予熱用のアルコールを滴下した瞬間、下部へ漏れたのに気付いたのですが、その時は、漏れは無いものと、疑っておりませんでした。 原因が分かれば、処置は簡単です。 上部のナットと下部のナットを二つのスパナ17mmで締め付ければ完了です。 (ちなみに、付属のスパナは一丁しか入っておりませんから、山に入っていたら、バーナー分を固定する工夫を要します) マナスルのバーナー部分(予熱皿の上下、タンクとの接合部)は、アスベスト問題が出ない前は、石綿パッキンだったようです。 現在は、全て鉛パッキンに変わっております。 (取扱説明書には、「アスベスト製の部品は使用しておりません」と朱書き、ジョイントパッキンとバーナーパッキンのシールが貼られています) マナスルのように、定常的に分解組立てを繰り返す場合、パッキン材質は鉛せいよりも、石綿製のほうが耐久性があるかも? とくに、弾力性(復元力)が弱いような気もします。 予熱皿上下の増し閉めが終わったら、ノズルに掃除用のピン(掃除針)を差込み、(タンク内圧が上がるように漏れを少なくして、再度ポンピング試験開始。 おかしい! まだ音がする。 今度は、給油口キャップ付近です。 外してみると、給油口ゴムパッキンに圧縮した形跡が見られません。 なんということでしょう? 力いっぱい締めてみますと、中段の固い箇所を過ぎると、再び締めることができました。 どういう理由で、中断で固くなるのでしょうか。 ねじ部へのパッキンの噛み込みかも? まだ、はっきり解明できません。 ねじ切り工程に不具合があったのかもしれません? 注入口キャップを締め直し、三度目の、圧力試験です。 今度は、漏れが無いようです。 掃除針を抜くと、シューという音がしばらく聞こえました。 良い感じです>^_^< 圧力が確保されている証拠です。 洗剤での二次災害を防ぐため、本体を流水で洗い流してから、灯油を充填し、再度、点火試験です。 予熱皿に、まず灯油を満たし、その上にアルコールを滴下。 こうすれば、ウィック(灯油を燃えやすくするフェルト状のもの)がなくても、着火できます。 調節弁を締め、気化した灯油蒸気を出すために、慎重に3回ほどポンピング。 噴出量が以前と違い、格段に多く出続けます。 あわてて調節弁を開放して、噴出を止めました。 次に、風防とバーナーリングをセットして、着火。 (取扱説明書には、必ず風防とバーナーリングはセットするよう注意書きあり) 最初はアルコールが燃えるため、できれいな炎ですが、そのうちに灯油が燃え出し黒煙が上がります。 アルコールは沸点が70℃程度ですから、直ぐに沸き立ってきます。 それに対し、灯油の沸点は250℃。 ゆっくり高熱量を出し続けます。 予熱の炎の消えかかるのを数分待ち、調整弁を閉め、ゆっくり数回ポンピング。 気化灯油が噴出し、青火で燃え出しました。 大成功!!\(~o~)/ 火力を強めるため、数回ポンピング。 今回は、それ以降のポンピング全く無しで、3リットル以上の湯沸しができました。 いやー、マナスル96、なかなかの優れものじゃあないですか(#^.^#) |
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