毎日がハッピー・アウトドアって幸せの原点かも?

 幸せの本質とは、「何事も無い、あたりまえの日々が淡々と過ぎてゆくことが、どれほど幸せか」ということに気付くこと

    マナスル96:初期不良(2)?


 マナスル96
あこがれをゲット
初期不良
初期不良(2)?
ウィック取付と予熱剤比較
短時間でニップル掃除が必要?
掃除針を自作
組み立てたまま収納
ノズル清掃不要論
ノズル清掃不要論・修正
屋内使用可能な予熱剤
超軽量化スパナ
とろ火用延長三脚
スパナ不要論
スベア123Rとの相対比較
ノズル緩み故障
チェックバルブレンチ自作



オプティマス・SVEA123R
わたしのお宝
予熱の工夫
風防修理
赤ガス燃焼試験@
燃料漏れに引火
火力調整キーの自作
赤ガス燃焼試験A
赤ガス燃焼試験B詰まり発生
赤ガス燃焼試験Cスラッジ除去
赤ガス燃焼試験D点火不能
赤ガス燃焼試験E燃料改善
残り火改善
残り火改善(その2)
風防の溶接はがれ補修
初めての安全弁作動
火力調整キー改善(その2)

赤ガス燃焼試験F結論
火力調整キー改善(その3)
二回目の安全弁作動


 コールマン
アンレデッド・ストーブ440-740J


 キャンピングガス
マウンテンコンロ・オート


 エスビット
エスビット・ポケットストーブ


手作り:アルコールストーブ
 マナスル96MANASLU)組み立てから、予熱、点火、火力調整、消化まで一通りの試験をしたのですが、うまくいきません。

 ポンピングしても、タンク内圧が上がらないのです。
 どこからが、圧力が漏れていると思われます。


 まず、原因の可能性研究と、その検証方法を模索。

 ストーブ本体全てを水没させて、圧力漏れ箇所を探す方法も考えられますが、隙間あるいは、パッキン等に水が入り込み錆付くリスクは避けたいし、鉛パッキン等が痛む二次災害も考えられます。

 そもそも、アウトドア用のストーブは、単純な構造ですから、漏洩箇所は限定されているはず。
 だから、その箇所を重点的に攻めれば良いはずです。

 考えられる漏洩箇所は、バーナーセットとタンクの接合部、バーナーと予熱皿の上下部分、注油口キャップとタンク部分及びキャップの上にある調節弁、可能性は少ないが、ポンプの逆流(チェックバルブの不良)。

 この中で、可能性が高そうな部分から、洗剤をつけて、泡立たないか(漏れがないか)確認することにしました。

 バーナーセットの各パッキン部分に、薄めた中性洗剤液を塗りつけ、ポンピング。
 原因は、意外に早く分かりました。

 おや、この音は?・・・>^_^<
 洗剤液をつけた「予熱皿」の上下部分からも、泡が大量に出てます。

 最初にストーブのセット内容を確認した時に、予熱皿の上下部分は締め付け具合を確認したつもりでした。
 しかし、締め付けトルク不足だったようです。

 「バーナーセットは、燃焼試験済みです」という、注意書きも災いしました。
 バーナーは、燃焼部と予熱皿とタンク接続の3部品(+パッキン)で構成されています。
 燃焼試験をした、ということは、この3部品の組み付けに問題はないはず、と勝手に思い込んでおりました。
 風防とバーナーリングは、(燃焼試験をしたため?)新品とは違う色でした。
 

 後で考えれば、予熱用のアルコールを滴下した瞬間、下部へ漏れたのに気付いたのですが、その時は、漏れは無いものと、疑っておりませんでした。

 原因が分かれば、処置は簡単です。
 上部のナットと下部のナットを二つのスパナ17mmで締め付ければ完了です。
 (ちなみに、付属のスパナは一丁しか入っておりませんから、山に入っていたら、バーナー分を固定する工夫を要します)

 マナスルのバーナー部分(予熱皿の上下、タンクとの接合部)は、アスベスト問題が出ない前は、石綿パッキンだったようです。
 現在は、全て鉛パッキンに変わっております。
 (取扱説明書には、「アスベスト製の部品は使用しておりません」と朱書き、ジョイントパッキンとバーナーパッキンのシールが貼られています)

 マナスルのように、定常的に分解組立てを繰り返す場合、パッキン材質は鉛せいよりも、石綿製のほうが耐久性があるかも?
 とくに、弾力性(復元力)が弱いような気もします。
 

 予熱皿上下の増し閉めが終わったら、ノズルに掃除用のピン(掃除針)を差込み、(タンク内圧が上がるように漏れを少なくして、再度ポンピング試験開始。

 おかしい! まだ音がする。
 今度は、給油口キャップ付近です。

 外してみると、給油口ゴムパッキンに圧縮した形跡が見られません。
 なんということでしょう?
 力いっぱい締めてみますと、中段の固い箇所を過ぎると、再び締めることができました。

 どういう理由で、中断で固くなるのでしょうか。
 ねじ部へのパッキンの噛み込みかも?
 まだ、はっきり解明できません。
 ねじ切り工程に不具合があったのかもしれません?

 注入口キャップを締め直し、三度目の、圧力試験です。
 今度は、漏れが無いようです。
 掃除針を抜くと、シューという音がしばらく聞こえました。
 良い感じです>^_^<
 圧力が確保されている証拠です。

 洗剤での二次災害を防ぐため、本体を流水で洗い流してから、灯油を充填し、再度、点火試験です。

 予熱皿に、まず灯油を満たし、その上にアルコールを滴下。
 こうすれば、ウィック(灯油を燃えやすくするフェルト状のもの)がなくても、着火できます。

 調節弁を締め、気化した灯油蒸気を出すために、慎重に3回ほどポンピング。 
 噴出量が以前と違い、格段に多く出続けます。
 あわてて調節弁を開放して、噴出を止めました。

 次に、風防とバーナーリングをセットして、着火。
 (取扱説明書には、必ず風防とバーナーリングはセットするよう注意書きあり)

 最初はアルコールが燃えるため、できれいな炎ですが、そのうちに灯油が燃え出し黒煙が上がります。
 アルコールは沸点が70℃程度ですから、直ぐに沸き立ってきます。
 それに対し、灯油の沸点は250℃。
 ゆっくり高熱量を出し続けます。

 予熱の炎の消えかかるのを数分待ち、調整弁を閉め、ゆっくり数回ポンピング。

 気化灯油が噴出し、青火で燃え出しました。
 大成功!!\(~o~)/

 火力を強めるため、数回ポンピング。
 今回は、それ以降のポンピング全く無しで、3リットル以上の湯沸しができました。

 いやー、マナスル96、なかなかの優れものじゃあないですか(#^.^#)

手作り:ガソリンフィラー

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