毎日がハッピー・アウトドアって幸せの原点かも?

 幸せの本質とは、「何事も無い、あたりまえの日々が淡々と過ぎてゆくことが、どれほど幸せか」ということに気付くこと

    オプティマス123R:私のお宝




オプティマス・SVEA123R
わたしのお宝
予熱の工夫
風防修理
赤ガス燃焼試験@
燃料漏れに引火
火力調整キーの自作
赤ガス燃焼試験A
赤ガス燃焼試験B詰まり発生
赤ガス燃焼試験Cスラッジ除去
赤ガス燃焼試験D点火不能
赤ガス燃焼試験E燃料改善
残り火改善
残り火改善(その2)
風防の溶接はがれ補修
初めての安全弁作動
火力調整キー改善(その2)

赤ガス燃焼試験F結論
火力調整キー改善(その3)
二回目の安全弁作動


 マナスル96
あこがれをゲット
初期不良
初期不良(2)?
ウィック取付と予熱剤比較
短時間でニップル掃除が必要?
掃除針を自作
組み立てたまま収納
ノズル清掃不要論
ノズル清掃不要論・修正
屋内使用可能な予熱剤
超軽量化スパナ
とろ火用延長三脚
スパナ不要論
スベア123Rとの相対比較
ノズル緩み故障
チェックバルブレンチ自作



 コールマン
アンレデッド・ストーブ440-740J


 キャンピングガス
マウンテンコンロ・オート


 エスビット
エスビット・ポケットストーブ


手作り:アルコールストーブ
 ソロでのアウトドア行動が多い私の一番のお供(道具)は、軽く、小さく、信頼性が高い事。

 オプティマス(OPTIMUS)123RSVEA は、最も使う頻度が高いシングルバーナーストーブです。
 黄金色に輝くボディ、シンプルな形状、それでいて氷点下でも確実に機能する信頼性。
 そのどれもが、魅惑の世界に引き込んでくれるSVEA123
     
 黄銅製で錆びず、使い込むほどに味わいが出てきます。
 基本設計は、百年以上前ですが、現在にも十分通用する信頼性を持っています。
 数々のクライマー、冒険家に愛され、ガスストーブ全盛?の現代でも、(私にとっては)実用価値は十分。
 往年の名器のため、会社が現在のオプティマス社に吸収されてからも、スベア(SVEA)という愛称は、タンクに刻印、外装箱にも表示されています。
 
 OPTIMUS123 Climber   下部に「SVEA」
 OPTIMUS INTERNATIONAL AB,SWEDEN
 サイズ:直径9.5cm 高さ12.8cm 重さ:550g 
 (改造した私の筐体では、風防兼ゴトク+火力調整キー+チェーンが167g、バーナー・タンク部が300g 合計467g)
 タンク容量:130cc 燃焼時間:約50分 最大火力:1600W  
 (ホワイトガソリンの比重が0.8と仮定すれば、燃料として104gがプラス)
 
 燃料は、ホワイトガソリン専用。
 面倒な?予熱(Pre-Heating)が必要です。
 ゼリー状か、固形アルコールを使うのが標準のようですが、私はライターで燃料タンクを温め燃料を噴出させるか、ガソリンをティッシュに含ませたものを燃焼筒(気化器)付近で燃やしております。

 生ガソリンを噴出させながら燃やせば(通称火達磨?)、いずれ燃焼が安定してきますが、燃料のロスが大きい。
 購入当初は、ずっと火達磨は普通、とおもっていました。
 ドジですね〜

 本当は、気化器を十分加熱し、バルブを開いたときに液体でなくガス状の霧が噴出するのがベストです。
 (取扱説明書を良く読めって・・・?)
 ご心配なく! 現在では、セラミッククロスを使った余熱改善により、液体アルコールを使って、バッチリ加熱してます。


 さて、私が重視するオプティマス123Rの一番の特長は、氷点下で使える信頼性です。
 以前、海釣りで危機を体験。
 仮眠から目覚めた翌朝、コーヒーでも飲んで暖まろうとガスストーブ(キャンピングガス・マウンテンコンロオート)に点火。
 ところが、チロチロとかすかな火しか燃え上がらなくて、焦ったことがあります。

 ブタンガスは、気化熱が得られない環境では、なんとも心もとない無い燃え方しかしません。 
 予報では、氷点下2度くらいだったと記憶してます。

 これが海辺でなく、山奥だったら生死に関わります。
 やはり、シビアなコンデションには、液体燃料(ガソリン)ストーブが一番信頼がおけます。

 毎年ハイキングにいく赤城山南面の「不動大滝」は、大寒の時期に氷結します。
 その氷結を楽しみに、雪道と氷結道を遡上し、温かい飲み物を摂るのにスベア123を使っています。
 固まった雪の上で、何の問題もなく活躍してます。
 
 タンクを加熱して燃料を送り込む(自己加圧式)SVEA123は、氷上とか雪上に直接置くと氷が解けて鍋が傾いてしまいますから、平たい岩を見つけるか、三個の石で水平を保ちます。

 自然石が見つけられない時は、木の枝を平行に並べて使います。
 一切の自然物の利用が叶わないときの代替として、木の板も準備するのがベターでしょうが、私は持っていきません。
 「マタギに学ぶ登山技術 [ヤマケイ山学選書] 」という本を読んでからは、自然にあるものを工夫して使う主義です。 
 
 スベア123Rで付け加えたい利点は、ガスカートリッジを使い捨てるよりも、経済的で地球に優しいこと。
 また、コールマンのガソリンストーブ・440-740Jは、火力調整が二段階のみで、微調整(特にとろ火)がダメですが、123Rは、弱火・とろ火も可能です。
 これは、お米を炊く時や、麺類を茹でる時に重宝します。
 コールマンでは、弱火でも吹きこぼれてしまいますし、微弱にしますと燃焼が安定しません。

 SVEA123Rは、燃焼音が大きいとか、予熱が面倒だとか、燃焼が不安定とか、重い?を弱点に挙げる方もおられるかもしれません。→予熱の工夫
 私的には、上記は許容範囲ですが、下記(欠点、欠陥)は容認できません。

 @私が購入したものは、ごとくを兼ねた風防(外側の筒)のスポット溶接が不十分で、3点中、1点が剥がれました。
         
  安易な発想で、ハンダ付けしましたが、最大燃焼を長時間続けますと、風防本体が過熱し、ハンダが流れ出して失敗。
  スポット溶接し直すか、ロウ付けか、アルゴン(アーク)溶接が必要ですね。
  (結論としては、カシメと極小ネジ止メで対応)

 A123Rには、カバーを兼ねた「ソースパン」に絞り加工の時の油が残っていた?のか、お湯を沸かしたときの味が最悪です。
  台所洗剤で洗い、何度か繰り返し、沸騰させてみたが、おいしくなりません。
  (材質の問題か、表面処理の問題か?)
  山男は味にうるさくないのでしょうか・・・?
  容量も少なく、ミニラーメンさえ出来ませんので、別途購入のアルミ鍋を使っています。

  なお、使っているうちに、火力調整バルブを一杯に閉めても、完全に消火しなくなったこと。
 (ごく小さな、ローソクのような火が残ります。)
 取扱説明書にも注意書きがあるし、簡単に吹き消せますので、あえて書く必要もないかな?
 後日、対策を発見しました。 答えは→「スベア123R・残り火改善


 ストーブに惹かれている方は多いですが、ボルドーバーナーを改造されているかたのHPを見つけました。
 「実践主義」の各種ストーブ考察、参考になります(*^_^*)


 

手作り:ガソリンフィラー

ガソリンフィラー・機能の追加


インセクトポイズンリムーバー


手作り・超軽量小型ヘッドライト
ペッツエル・マイクロヘッドライト


オイルライター:ジッポー・ZIPPO




パラシュートコード

スイスアーミーナイフ:ビクトリノックス・ソルジャー

 実践アウトドア
赤城・不動大滝
草津・大滝の湯

サイクリング・利根川島村渡船場
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