毎日がハッピー・アウトドアって幸せの原点かも?

 幸せの本質とは、「何事も無い、あたりまえの日々が淡々と過ぎてゆくことが、どれほど幸せか」ということに気付くこと

     オプティマス123R:赤ガス燃焼試験D点火不能




オプティマス・SVEA123R
わたしのお宝
予熱の工夫
風防修理
赤ガス燃焼試験@
燃料漏れに引火
火力調整キーの自作
赤ガス燃焼試験A
赤ガス燃焼試験B詰まり発生
赤ガス燃焼試験Cスラッジ除去
赤ガス燃焼試験D点火不能
赤ガス燃焼試験E燃料改善
残り火改善
残り火改善(その2)
風防の溶接はがれ補修
初めての安全弁作動
火力調整キー改善(その2)

赤ガス燃焼試験F結論
火力調整キー改善(その3)
二回目の安全弁作動


 マナスル96
あこがれをゲット
初期不良
初期不良(2)?
ウィック取付と予熱剤比較
短時間でニップル掃除が必要?
掃除針を自作
組み立てたまま収納
ノズル清掃不要論
ノズル清掃不要論・修正
屋内使用可能な予熱剤
超軽量化スパナ
とろ火用延長三脚
スパナ不要論
スベア123Rとの相対比較
ノズル緩み故障
チェックバルブレンチ自作



 コールマン
アンレデッド・ストーブ440-740J


 キャンピングガス
マウンテンコンロ・オート


 エスビット
エスビット・ポケットストーブ


手作り:アルコールストーブ
 シングルバーナーストーブの定番・オプティマス123Rスベアを使った、赤ガス(自動車用無鉛ガソリン)燃焼試験を継続しております。

昨日、点火ができない事態を経験しました。

 快調に使用できた前回から、赤ガスの補充含め、変ったことは一切しておりません。
 予熱は、いつも通り液体アルコールを使えるように改造した、「予熱の工夫」セラミッククロスに多めに含ませ、点火。
 雪の予兆の強い風の中、ジェネレータが十分温まったタイミングで火力調整キーを開きました。

 シューという気化したガソリンが噴出す音が聞こえます。
しかし、JIPPOの炎を近づけても、一向に燃え上がりません。
 ノズルが塞がったのかなと、クリーニングニードルを上下しました。

 ガスが噴出する音は高まったような気がするのですが、やはり不発です。 何が起きたのでしょう?(~_~;)・・・冷や汗・・・


気化ガスの噴出音が聞こえますから、完全には詰まっていないはず。  
 風防を取り外し、直接炎を近づけても燃えません。

 変ですね。
 赤ガスの不純物(アンチノック剤等)で、ノズルが塞がったのかな?

 早速、ニップルを取り外して観察。
    
左:黒く変色したニップル内部   右:クリーニングニードル

 ニップル外部は、濡れたように汚れています。
 コッフェルの底と同じように、汚れが焼きついていますが、完全には塞がれておりません。

 まず、ニップル内外面の汚れをキャブクリーナーでこすり落とすことにしました。
 念のため、ノズル孔はステンレス線で掃除。
 そのうちに、妙なことに気付きました。
 ニップルを外した気化器内部に、変だな、液体が見えません(?_?)

 本体は十分冷めているのに???
 試しに、注油工キャップを締め、タンクを手で暖めます。
 こうすれば、ガソリンが上がってくるはずです。

 変です(?_?)???
 全く、液状の物体が見えません。

 これは、重症です。
 覚悟を決め、分解に備え、半分ほど残った燃料を空にしました。

 クリーニングニードル本体は、通路を塞がないように角柱でかつ、凹面に削ってあります。
 従って、少々燃料が汚れていても、ニードルが通路を完全に塞ぐ恐れはありません。

 再度、注油工キャップを締めてから、調整キーを注意深く廻し、クリーニングニードルを取り外しました。
 この時、注意すべきことは、調整キーの歯車の位置とクリーニングニードルの歯車がずれないようにすること
 私のやり方では、ピンセットで軽く上方に引き上げながら、調整キーを廻します。
 そうすると、あるタイミングでクリーニングニードルが、調整キーの歯車の末端部を通り過ぎ、抜け出てきます。
 そのまま、調整キーを動かさないで、元通り組み立てれば良いことになります。

 調整キーを大きく廻したためでしょうか?、ゴボゴボというかすかな音が聞こえました。
 なにかな?・・・と、調整キーを左右に廻すと、液体が沁み出てきました。

 ひょっとして、燃料通路の詰まりが解消したのかな?

 原因が明確になっておりませんが、燃料の上がり具合を確認。
 今度は、いけそうです。
 組み立て前に、ニップルの穴にクリーニングニードルのピンを差し込み掃除するつもりでした。

 実際に勘合させてみますと、クリーニングニードルのピンと、ニップルの噴出孔の口径は、想像以上に間隙(クリアランス)が少なく、力を加えないと入らないくらいでした。

 このクリアランスだと、ピンを上下することで、側面の汚れをもかき出し、ノズル直径が狭まる恐れは少ないかも知れません。
 最終組み立てですから、調整キーの歯車とクリーニングニードルの歯車を注意深く合わせ、ニップルを取り付け、慎重にピンの出具合をチェック。

 OK!です。
 念のため、再度赤ガスを注入し、予熱工程からスタート。

 今度は、順調に燃え上がりました。

 さて、今回の点火不能の原因ですが、・・・
 残念ながら特定できておりません。
 あくまでも、仮説の範疇です。

@急激な予熱で、気化器の液体が全て気化し、タンクに逆流。(タンク内圧が高まらない前)
A逆流したガスが、気化器の入り口部ウィック(ガソリン吸い上げのためのロープ状の芯)にエアロック(ベーパロック?)を生じた。
Bこのエアロックが強力で、タンク内圧が高まっても、液体の上昇を阻害した。

 では、なぜ、復活したのでしょうか?
 ニップルとクリーニングニードル取り外しにより、気化器上部の圧力が抜け、エアロックが解消し、湿潤が復活した???・・・
と思われます。  

 今回の「点火不能」事故は、赤ガス(自動車用無鉛ガソリン)使用との関係も不明です。
 おそらく、今後も同じように、点火事故は再発すると思いますから、おいおい原因をはっきりし、ご報告できると思います。



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