幸せの本質とは、「何事も無い、あたりまえの日々が淡々と過ぎてゆくことが、どれほど幸せか」ということに気付くこと |
オプティマス・SVEA123R ◆わたしのお宝 ◆予熱の工夫 ◆風防修理 ◆赤ガス燃焼試験@ ◆燃料漏れに引火 ◆火力調整キーの自作 ◆赤ガス燃焼試験A ◆赤ガス燃焼試験B詰まり発生 ◆赤ガス燃焼試験Cスラッジ除去 ◆赤ガス燃焼試験D点火不能 ◆赤ガス燃焼試験E燃料改善 ◆残り火改善 ◆残り火改善(その2) ◆風防の溶接はがれ補修 ◆初めての安全弁作動 ◆火力調整キー改善(その2) ◆赤ガス燃焼試験F結論 ◆火力調整キー改善(その3) ◆二回目の安全弁作動 マナスル96 ◆あこがれをゲット ◆初期不良 ◆初期不良(2)? ◆ウィック取付と予熱剤比較 ◆短時間でニップル掃除が必要? ◆掃除針を自作 ◆組み立てたまま収納 ◆ノズル清掃不要論 ◆ノズル清掃不要論・修正 ◆屋内使用可能な予熱剤 ◆超軽量化スパナ ◆とろ火用延長三脚 ◆スパナ不要論 ◆スベア123Rとの相対比較 ◆ノズル緩み故障 ◆チェックバルブレンチ自作 コールマン ◆アンレデッド・ストーブ440-740J キャンピングガス ◆マウンテンコンロ・オート エスビット ◆エスビット・ポケットストーブ ◆手作り:アルコールストーブ |
ガソリン燃料シングルバーナーストーブ・オプティマス123R・スベア。 百年前から基本設計を変えていない名器スベア123に、改良赤ガス(自動車用無鉛ガソリンに10%以内のアルコールを混入したもの)を使用した結果報告です。 1月8日から、赤ガスを使い始めて、はや4ヶ月。 3月11日からは、改良した赤ガスを使ってます。 この間、ほとんど毎日点火、湯沸しに使い、予熱、気化、燃焼、煤、消化、匂い等に異常が出ないか観察。 繰り返し回数、燃料消費量ともにフィールドでの使用頻度を考えれば、性能的にも、安定したと思われます。 改良赤ガスとは、燃料用アルコール(メタノール95% エタノール5%)を5%〜7%くらい混入したもの。 結果には、非常に満足しております。 低コストの赤ガスを使っているにもかかわらず、ホワイトガソリン(白ガス)に負けないくらいの青火で燃焼します。 バーナーからの炎の出具合、長さから判断すると、ホワイトガソリンよりも火力が上がったように感じます。 燃料改良前(純粋に赤ガスのみ)には、必ず出ていた煤が、アルコールを混入することで、全くといって良いほど出ません。 赤ガスだけでは、床にも飛び散った煤が散見されましたが、改良赤ガスでは、見当たりません。 毎回コッフェルの底を掃除していたのが、掃除しないでも、ほとんど気になりません。 しかし、茶色の燃えカス(アンチノック剤等の不純物)が少し付きます。軽く拭けば落ちます。 清潔好きな方には、気にかかるかも? とろ火は難しい(あまり弱くしすぎると煤が出ます)のですが、弱火なら十分実用に耐えられます。 消化の前に、弱火で数分アイドリング?しますと、ローソクのような残り火もなくなって、きれいに消せます。(→残り火改善) 常識的に考えて、不純物の多い赤ガスを燃した場合、体に悪い成分が出ているはず。 しかし、開放空間(アウトドア)で使う限り『改良赤ガス使用で、一切問題なし! 高価な白ガス(ホワイトガソリン)は不用』、と言うのが現時点での私の結論です。 【→残り火改善(その2)にて、燃料通路の定期的クリーニングを追加】 欠点としては、着火時の立ち上がりが悪くなった印象があります。(理由は解明できておりません) 燃料の上がりが遅くなった感じ。 着火時は、ホワイトガソリン(WG)の安定性には、かないません。 予熱完了後、ノズルから噴出す音がしてから、着火してます。 念入りな予熱が必須です。 また、アンチノック剤等の不純物が健康に及ばす悪影響は、不明です。 赤ガスを燃やせるマルチ燃料ストーブも存在しますし、排気を吸う確率から考え、アウトドアでの使用は、悪影響は無視できるでしょう。 しかし、インドアで使った経験からは、のどの異常を感じる時がありますので、健康に悪いと思います。 確証はない話ですが、最大火力で燃焼させれば、不純物の燃え尽きる割合が増える、と思います。 また、お米を炊くときのように、とろ火にすると、煤が多量に出ます。 特記事項としては、最大火力が強化されるようです。 炎の長さが、約5割増しの印象です。 見たこともないような強大な火柱になります。 SVEA123Rの安全弁が作動したことがありますが、アルコールの影響かもしれません。 最大火力では、ホワイトガソリンを使うよりも、赤火が少ない印象。 長大な青白い火が噴射されます。 メチルアルコールの沸点(65℃)が、ガソリン(70℃)よりも多少低いため、タンク内圧を上げるのでしょうか? 【ホワイトガソリンの特徴】 ・着火時の安定性・信頼性がある ・とろ火時には赤火になるが、煤は出ない ・室内で燃しても、肺も、のども痛くならない。 ・タンク内圧が低いのか?MAX火力が劣る。 液体燃料の平均分子量の大きさは、灯油>ガソリン>アルコール。 きれいな青火で燃やすための、必要酸素量も、この順番で必要なはず。 逆に酸素供給量が同じなら、燃料の供給量は、アルコール>ガソリン>灯油 の順。 これをノズルの口径で制御するなら、アルコール>ガソリン>灯油 の順で小さくなるはず。 ニップル径が、灯油:0.3mm ガソリン:0.4mm というデータがネットで見られます。 灯油とガソリンは、共有ノズルのストーブもありますが、アルコールは、ノズル径の大きなものを使ってます。 「燃料の種類による炭素の分子量と、バーナー構造からくる酸素の供給量の関係より、適正ノズル径が決まる」、というのが、勉強になったこと。 |
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