幸せの本質とは、「何事も無い、あたりまえの日々が淡々と過ぎてゆくことが、どれほど幸せか」ということに気付くこと |
オプティマス・SVEA123R ◆わたしのお宝 ◆予熱の工夫 ◆風防修理 ◆赤ガス燃焼試験@ ◆燃料漏れに引火 ◆火力調整キーの自作 ◆赤ガス燃焼試験A ◆赤ガス燃焼試験B詰まり発生 ◆赤ガス燃焼試験Cスラッジ除去 ◆赤ガス燃焼試験D点火不能 ◆赤ガス燃焼試験E燃料改善 ◆残り火改善 ◆残り火改善(その2) ◆風防の溶接はがれ補修 ◆初めての安全弁作動 ◆火力調整キー改善(その2) ◆赤ガス燃焼試験F結論 ◆火力調整キー改善(その3) ◆二回目の安全弁作動 ◆あこがれをゲット ◆初期不良 ◆初期不良(2)? ◆ウィック取付と予熱剤比較 ◆短時間でニップル掃除が必要? ◆掃除針を自作 ◆組み立てたまま収納 ◆ノズル清掃不要論 ◆ノズル清掃不要論・修正 ◆屋内使用可能な予熱剤 ◆超軽量化スパナ ◆とろ火用延長三脚 ◆スパナ不要論 ◆スベア123Rとの相対比較 ◆ノズル緩み故障 ◆チェックバルブレンチ自作 コールマン ◆アンレデッド・ストーブ440-740J ◆ストーブ440-740J(2) キャンピングガス ◆マウンテンコンロ・オート エスビット ◆エスビット・ポケットストーブ ◆手作り:アルコールストーブ |
Esbit Pocket-size collapsible cooker 展開サイズ 96wX75dX55h 収納サイズ 99wX75dX22h 重量は、実測80g。 スイスアーミーナイフと同等です。 構造は、携行に便利な「折りたたみ式」。 文字通り胸ポケットにも収まります。 写真でお分かりのように、船が通るときだけ開く「跳ね橋」みたいに、両ウィングが開き、折りたためる構造です。 ウイングは、五徳(鍋の支え)と風防を兼ね、その開閉角度は、90度の全開と約60度の半開、および全閉ができます。 底板の丸い小さな出っ張りと、ウィングの穴がかみ合い、軽快なクリック動作になってます。 このあたりは、ドイツの職人気質が出るのでしょうか? BRAUNシェーバーを使い、刃の掃除をするたびに、質実剛健な構造にうれしくなります。 ビクトリノックス製スイスアーミーナイフを購入した時にも、同じような感想をいだきました。 アウトドアでは、「道具が機能しない」ということは、命に関わることが珍しくありません。 ナイフはもちろん、ストーブだって、もっては行ったが使えませんでした、ではすみません。 エスビットポケットストーブは、ドイツ陸軍制式採用。 やはり、命のやり取りをする軍隊で採用されているという実績は、安心感があります。 本体底板には、燃料の固形アルコールを載せる窪みと、それを取り囲むスリットがあります。 スリットの機能は、酸素の供給と熱伝導の遮断(ヒートダム)でしょう。 当然のことながら、さまざまな環境でテストされ、もっとも有効な幅、長さになっているはずです。 アウトドア雑誌「BE-PAL」にも、Esbitは、独軍が制式採用してとの記事をみつけました。 しかし、軽量、信頼性の高さという長所と、絶対的な熱量不足という短所を、総合してどう評価するのかは、人によって意見が異なるところ。 サイズ、固形アルコールの量からして、前線で歩兵が、食料の缶詰を温めたり、コーヒーを飲むくらいが限界でしょう? 軍隊では、携帯クッカー、大型クッカー、TPOに応じて使い分けているのは当然でしょうが? 燃料は、アルコール系固形燃料で、マッチ一本で簡単に燃え上がります。 春から秋の気温で、無風状態なら、固形タブレット2個で、マグカップ一杯のお湯が沸きます。 夏場なら、2個も使えば、十分過ぎるかも? 春、秋の暖かい気候でも、風が強いと、そのままでは使いものになりません。 岩陰とか、風を避ける何らかの工夫が必要です。 この点も、軍が採用しているということは、風に対するマニュアルがあるのでしょう? 強風下で想像以上に強かったのは、イワタニ・プリムスのガスストーブIP-2243(発売初期の製品を購入)。 X字五徳の風防の上に鍋をのせますと、4つの分離した部屋ができます。 このため、たとえ、一方向からの強風で風上の部屋が消えたとしても、風下の部屋は燃えてますから、どの方向からの風でも、火が消えてしまう恐れはありません。 ただし、熱効率は相当に悪化するはずです。 キャンピングガスのマウンテンコンロは、軽量化のため、風防を外して使っていますから、どの程度風を防げるのか、体験したことがありません。 構造的には、プリムスのX字五徳よりも、風に弱いかも? もちろん、ガソリンストーブのオプティマス・スベア123Rと、コールマン・440-740Jは、強風に強いことは言うまでもありません。 岩魚、山女を狙う渓流釣りでは、釣り具一式、雨具、ビク、食料、水・・・と、かなりの装備が必要になります。 これを全て背負って、渡渉、高巻き、へつりとシビアな行動を求められます。 バランスを崩せば、笑い事では済まない事態が起きますから、携行品の軽量化は必須事項です。 日帰り、危険が少ない渓流で、軽快な釣行をしたいとき、エスビット・ポケットストーブの出番です。 折りたたんだ本体の中に、固形燃料とライター(Bicの一番小型タイプ)を収納できますから、リュックに占める容積も最少ですみます。 ここで、「最も、おいしいコーヒーの飲み方」をご提案。 安い豆でも、最高の味に仕上げます。 その方法とは、・・・ 渓流釣りは、寒い季節から始まります。 利根の源流(八木沢ダムの奥)には、7月でも雪渓が残っています。 夜明け直後から釣り始めれば、数時間で疲労がピークに達します。 加えて、必然的に渡渉も伴います。水の中に入りますと、体温が奪われ、一段と疲労が増幅します。 まして、雨でも降っていようものなら、指先の自由は利かなくなり、餌も満足に付けられません。 雨が降りますと、水中の溶融酸素濃度があがって、魚が元気になります。 上流から流されてくる餌の量も、格段に多くなります。 加えて、魚から人間が見にくくなりますから、大漁のチャンスです。 正直言えば、雨が降り出してから、渓流に出かける変わり者です。 アホですねえ(~_~;) そういえば、映画「釣りバカ」の続編は・・・? こんなクレージーな時間を過ごした後、エスビット・ポケットストーブでコーヒーを沸かす儀式を行います。 雨の日は、濡れない岩陰を探して、休憩です。 餌も付けられないほど指先が凍えた後、冷え切った体を暖めながら、飲むコーヒーの美味いこと。 大げさでなく、生き返った気分です。 このときの味は、何者にも替え難いものです。 分っていただけるでしょうか? これが、私の「人生で、最高のコーヒーを楽しむ方法」です。 あなたも、いかがでしょうか? なあ〜んちゃって、「釣りキチ」とはよく聞きますが、本当に釣り師は、アホですね〜。 わざわざ、雨の日を選び、加えて水の中に入り込む自分の姿をみると、確かに正気とは思えません。 (逆に、雨の中ゴルフコースでがんばっている人たちを見ると、キチの仲間意識が芽生えますが・・・) 燃料のコスト改善?にも取り組みました。 日本製の固形タブレットも使って見ましたが、ホルマリン臭があり、かつ、形状の安定性にも欠ける。 時間が経つと、結晶が変化するのかも? やはり、高くても、純正品が安定しています。 また、液体アルコール燃料が使えるように改造しました。 といっても、単に空き缶の底を切り離しただけですが(#^.^#) エスピットの収納高さ22mmを意識して、余裕のある小ささ(約18mm高さ)でつくりました。 アルコールを半分ほど注げば、マグカップの水を沸かすのに充分です。 赤ガス(自動車用無鉛ガソリン)でも実験しました。 火力は強いのですが、油煙が多すぎ、コッフェルの底は煤だらけ。 収納が面倒になるため、この案は撤回。 ホームセンターで手に入るアルコール燃料が使えるため、とっても経済的。 以降は、釣りでもサイクリングでも、もっぱら液体燃料です。 容器は、飛行機でもらったウィスキーのミニボトルに数回分を入れ携行。 休憩時の、温かい飲み物は、心も体も回復してくれます(#^.^#) |
◆手作り:ガソリンフィラー ◆ガソリンフィラー・機能の追加 ◆インセクトポイズンリムーバー ◆手作り・超軽量小型ヘッドライト ◆ペッツエル・マイクロヘッドライト ◆ペッツエル(2) ◆オイルライター:ジッポー・ZIPPO ◆パラシュートコード ◆パラシュートコード(2) ◆スイスアーミーナイフ:ビクトリノックス・ソルジャー 実践アウトドア ◆赤城・不動大滝 ◆草津・大滝の湯 ◆サイクリング・利根川島村渡船場 ◆赤城・銚子の伽藍 ◆中仙道・笠取峠 ◆水沢山 ◆赤城不動大滝・氷結状況 ◆赤城不動大滝・氷結状況A ◆子持山 ◆子持山(2) ◆人はなぜ山に登るのか・孤高の人 |